車椅子の和食オーナーシェフから学んだ夫婦の絆

お話しくださった内容が、私のなかでとても心に響きました。

その一部分をドキュメンタリー映像で流れていた内容も含めましてお伝えしたいと思います。

2015年の夏、金子さんは突然の交通事故により脊髄を損傷し車椅子生活となりました。

オーナー：「事故は、いつ誰にだって起きるかもしれない。怪我した直後は地獄のような日々で自殺も考えました。
家族もつらいですから・・」

患者さんの中には、精神的にもついていけず、リハビリを辞め退院していく方もいらっしゃったそうです。

ドキュメンタリー映像より~
奥様：「医師からこれから車椅子ですといわれた時は、大丈夫、あの人ならなんとかなる。なんとかするだろうと思えました」

「買い物に行った時でも、よく（夫は）手を繋ぎたがっていたけど、恥ずかかったら嫌だよーとか言っていたんです。
今それが出来なくなって、あぁーあの時手を繋いでおけば良かったなって今でも思っていることです」

「彼の優しいところだとか良いところ、わがままな私を受け止めてくれるところは、車椅子になってもかわらないから」

中学生の娘さんは全力で生きるお父さんを尊敬しています。そして、立派に成長されています。

”彼の柔和な微笑みはお客さんに伝播する”
”店内では感動する出来事が多い”
”従業員達は頼りになる大切な仲間”

”彼の料理と眼差しは、みんなの「心の障壁」を取り除いていく”

そして、私がとても感動したフレーズがあります。

それは・・・

「彼の背骨は折れ脊髄は損傷したが、夫婦の絆は少しも傷つかなかった」

ドキュメンタリー映像で流れていて言葉でした。

来月、100人カイギで知り合った方々と「わっ嘉」へランチに行くことになりました。
お店の雰囲気、ご夫婦の様子を肌で感じてきたいと思います。

皆さまへのメッセージ：「継続はご縁なり」