婚活迷子にならないために成婚者と退会者から学べることとは

流山おおたかの森結婚相談所
婚活サポート歴21年目になります池三津秀旗（いけみつひでき）です。

早いもので、2024年のゴールデンウィークも本日最終日です。これから婚活される方にアドバイスさせて頂きたいことは、「成婚者と退会者の活動数値を知ってから婚活をスタートする」ことです。その辺りを具体的にお話ししていきたいと思います。

まずは、2024年1月～4月までの数値を知ろう

【会員数】

【新規会員登録数】

【成婚者数】

【お見合い件数】

成婚者の裏側には退会者もいる

先日、4月のIBJ登録会員のデータが公開されました。ご覧いただけますように全ての項目について、数値が伸びています。これからご入会される方にとっては、安心材料かと思われます。

ただ、一方で残念ながら通常退会されてしまった会員様も一定数いらっしゃいます。数値としては表には公表されていませんが、4月に関しては計算上2,803人が通常退会されたことになります。

現状を知ってからスタートしたほうが上手く行く

このような現状を踏まえて、婚活スタートするほうが私は婚活迷子にならずに済むと思うのです。そして、そうならないためには、成婚者と退会者の特徴をおさえておくことがなりより大切です。

活動期間

成婚者と退会者を比較すると、男女共に成婚者は退会者よりも年齢が3 歳低くなっています。在籍日数は成婚者のほうが男性約３ヶ月、女性約 4ヶ月早く成婚退会していることがわかります。

お見合い

成婚者は退会者よりも男性は3.7倍、女性は2.5倍のお見合いを行っています。ご自分からのお見合いの「申込数」はプラス11件多くなることから、成婚者のほうが積極的に活動していることが分かります。

特に男性は、お見合いの「申受数」が成婚者と退会者で6倍の差があります。⼀見どうにもできない数字だと思われがちですが、プロフィール写真を工夫するだけでも閲覧数が4.7倍増えるといったデータもあります。

数多くの会員の中から興味を持たれやすいように仲人と戦略を立ててプロフィールを作成すると「申受数」を増やすことに繋がる可能性もあります。

交際

お見合いから交際へと進む「交際移行率（交際数÷お見合い数）」は、成婚男性は45％、成婚女性は40％と、約2回のお見合いで交際に進んでいます。

⼀方で、退会男性は33％、退会女性は25％と低くなることから、お見合いから交際へ進みにくい傾向があり、お相手に対するハードルの高さも⼀因として考えらます。

年収について

特に男性の年収を見ると一見高いように思われますが、あくまで中央値であって700万ないと成婚できないわけではありません。

特に年齢別の成婚しやすさでいうと、25〜29歳では「400万円〜」30〜34歳では「500万円〜」　35〜39歳は「600万円〜」です。

以上、如何でしたでしょうか？ご成婚退会までの目標設定をする際に、このような数値も踏まえておけば、婚活迷子になることはありません。

これから活動される方は、婚活迷子になっていないか仲人と一緒に振り返りながら活動していってください。

では皆さま・・
最後にメッセージです。

「婚活は短く、パートナーとの人生を長く」